結婚相談所 カウンセラー

結婚相談所のカウンセラー(仲人)とは

結婚相談所のカウンセラー(仲人)とは、会員さんが成婚できるよう婚活サポートをしてくれる担当者のこと。プロフィール作成をはじめ、希望条件に合うお相手の紹介や活動中の恋愛相談など、入口から出口まで幅広く婚活のサポートをしてくれる頼もしい存在です。

結婚相談所の担当カウンセラーは誰?

基本的には無料相談で対応してくれたカウンセラーがそのまま担当になることが多いのですが、一部の大手結婚相談所では「入会対応(営業)」と「サポート担当(事務)」に分かれている場合もあるので、気になる人は無料相談のときに確認してくださいね。

結婚相談所のカウンセラーと仲人の違い

結婚相談所のカウンセラーと仲人の違いは特にありません。その結婚相談所によって仲人やカウンセラー、他にもコンシェルジュやアドバイザーなど呼び方はさまざま。昔の名残で仲人と呼ぶところも一部ありますが、最近はカウンセラーと呼ぶことがほとんどです。いずれにせよ役割は同じなのであまり呼び方の違いを気にする必要はないと思いますよ。

 

【基本01】結婚相談所 / カウンセラーの役割

※画像
結婚相談所の婚活カウンセラーが担う役割(サポート内容)についてまとめました。具体的にはこちらの7つ☟

恋愛経験が少なくて自信がない人は特に、担当カウンセラーのサポートはとても大事。自分にとって必要なサポートはどれなのか、ぜひ読みながら考えてみてくださいね。それでは順番にご紹介していきます。

【サポート①】結婚相手の条件

結婚相談所の婚活カウンセラーがしてくれる、はじめのサポートは「結婚相手の希望条件」を一緒に考えてくれること。その際、考えてくれる項目はこちら☟

結婚相手に求める10の条件
  • 希望条件①住所 (どこまで会える範囲?)
  • 希望条件②年齢 (下限と上限はどこまで?)
  • 希望条件③身長 (下限と上限はどこまで?)
  • 希望条件④体型 (ガリ/デブなどNGはある?)
  • 希望条件⑤学歴 (高卒/専卒などNGはある?)
  • 希望条件⑥年収 (何万円以上なら大丈夫?)
  • 希望条件⑦性格 (好きな性格/NG性格は?)
  • 希望条件⑧価値観 (絶対に譲れないのは?)
  • 希望条件⑨結婚歴 (初婚のみ/離婚歴あり?)
  • 希望条件⑩喫煙/飲酒 (あり/なし/量/頻度は?)

例えば年収。もちろん年収なんて高ければ高いほどいいのですが、高望みしすぎても今度はマッチングしません・・・。なので結婚相手に求める条件は「理想」を描くのではなく「どこまで許容できるのか」を基準に考えることがおすすめです。

結婚相手の条件を考えるのは当然あなたなのですが、他の同世代の会員さんが「どんな希望条件」にしているのかを聞けたり、客観的な視点からのアドバイスは条件を考える上でとても参考になると思いますよ。

【サポート②】プロフィール作成

魅力的なプロフィールの作成を手伝ってくれるのも結婚相談所カウンセラーの大きな役割です。お見合い写真を撮影してくれる提携スタジオの紹介をはじめ、あなたの人柄を伝えてくれる推薦文も書いてくれます。

特にプロフィールに掲載されるお見合い写真は、結婚相談所のマッチング率に多大な影響を与える最重要ポイント。担当カウンセラーに相談しながら、自分の納得いく一枚が撮れるよう頑張ってくださいね。結婚相談所のプロフィール項目や、具体的な作成ポイントなどはこちらにまとめているので参考にどうぞ☟

結婚相談所 プロフィール 結婚相談所 プロフィール

【サポート③】定期的なお相手紹介

あなたの希望条件に合うお相手をシステム上で探して、定期的に紹介してくれます。担当から紹介してもらう際の希望条件は「基本的に自由」で、顔が重要な人には顔で探してくれますし、性格も重要だという人はプロフィール内容もしっかり見た上で性格が合いそうな人を探してきてくれたりします。

恋愛経験が少なかったりすると、そもそも「どんな人が自分に合うかわからない」人も多いので、そういう人にはありがたいサポート内容ですね。

【サポート④】マッチングサポート

いいお相手を見つけて「いいね」したのに、なかなかマッチングしないというのも結婚相談所あるある。そんなときに、どうすればマッチングできるのか相談に乗ってくれます。お見合い写真を撮り直すべき?趣味や休日の過ごし方を変えるべき?あるいは転職して年収を上げるべき?そんな自分では改善しづらいマッチング率を上げるコツを教えてくれるはずです。

【サポート⑤】お見合いの日程調整

マッチングが決まったお相手とお見合い日程&場所の調整をしてくれます。とはいえ、ほとんどの結婚相談所がホテルのロビーラウンジとかで決まってるので、実際はそんな手間ではないんですけど。それでも結婚相談所の利用者側からすれば、お見合いの日程だけでなく場所まで決めてくれるのは、かなりありがたいサポートですね。

【サポート⑥】活動中の各種相談

また、マッチングだけでなく、結婚相談所の活動範囲内であればどんな相談をすることも出来ます。実際によくある相談内容を流れごとにまとめてみました☟

  • マッチングの相談
    ▢いいお見合い写真はどこで撮れる?
    ▢もっとマッチングが成立するには?
    ▢送った「いいね」のお断り理由は?
    ▢異性ウケのいいプロフィールって?
  • お見合いの相談
    ▢お見合いはどんな服装で行けばいい?
    ▢お見合いでどんな話題を話せばいいの?
    ▢お見合い時のお会計は男性が払うべき?
    ▢お見合いから仮交際に進むポイントは?
  • 仮交際の相談
    ▢仮交際でおすすめのデート場所はどこ?
    ▢仮交際でスキンシップはどこまであり?
    ▢何回目のデートで告白するのがベスト?
    ▢お相手は自分のことをどう思ってる?
  • 真剣交際の相談
    ▢真剣交際に移行するタイミングって?
    ▢真剣交際中に絶対話しておくべきことは?
    ▢プロポーズの言葉やシチュエーションは?
    ▢ほんとうにこの人と成婚退会して大丈夫?
 
 

担当カウンセラーに相談することを遠慮する人も多いのですが、それはもったいない!相談料金もしっかり月会費に含まれているので、活動中に出てくる些細なこともどんどん相談するようにしてくださいね。

とはいえ、婚活カウンセラーは「恋愛のプロではない」んです。あくまでも「出会いの機会を提供をしてくれる仲介人」なので、決して恋愛を知り尽くした恋愛マスターではないことは理解しておきましょう。
恋愛のノウハウを学びたいなら本やセミナー、YouTubeなどで勉強するほうがいいでしょう。

【サポート⑦】ラスト背中押し

これまで恋愛経験のなかった人は特に、成婚退会するタイミングで「ほんとうにこの人でいいのかな・・・」と悩んでしまうこともあります。

そんなときに「そっと」背中を押してくれるのも婚活カウンセラーの役割。最後の一押しをしてくれるからこそ「この人と一緒に幸せになろう」と覚悟を決めれる人も多いんですよね。逆に勢いに任せて成婚しようとしてる人には、ブレーキ役になってくれることも。

いずれにせよ担当カウンセラーは会員さんの味方。本来は自分一人で進めないといけない恋愛を、いつでも相談できるというのは、それだけで心強いですね。

 

結婚相談所 / カウンセラーの判別方法

そんな頼りになる存在であるカウンセラーと相性が悪かったり、全然サポートしてくれなかったら嫌ですよね。ここでは無料相談時にわかる、良い結婚相談所カウンセラーと、悪い結婚相談所カウンセラーの判別方法を4つの観点でまとめました☟

ノリと勢いで入会して、あとから後悔しないように、しっかりと見極め方を理解して無料相談で確かめてくださいね。それでは順番にご紹介していきましょう。

【判別方法①】フィーリングは合いそうか?

まず最重要なのは「フィーリング」が合いそうか。初対面の印象でどこか居心地が悪かったり、相談しづらいなと感じたらそれはフィーリングが合っていない可能性が高い。フィーリングが合わなければその先の信頼関係も築けないもの。感覚的な判別方法ではありますが、もしフィーリングが合わないと感じたなら、その時点で別の結婚相談所を検討したほうがいいと思いますよ。

【判別方法②】丁寧に話を聞いてくれるか?

担当カウンセラーが丁寧に話を聞いてくれるかも重要です。これも感覚的な判別方法にはなりますが、あなたの話をちゃんとまっすぐ聞いてくれてるか確認してください。ポイントは話すリズムやペースをあなたに合わせてくれてるか。例えばあなたがゆっくり話す人なのに、矢継ぎ早に話されるとしんどいですよね・・・。
とにかく「丁寧な人だな」と感じれるかどうかが判別する基準だと考えましょう。

【判別方法③】話を途中で遮ってこないか?

こちらが話しているのに途中で話を遮ってくるカウンセラーには要注意。きちんとヒアリングすることなく自分の意見を一方的に言ってくるようなら、ハッキリ言ってカウンセラーとしてのレベルはかなり低い。
そんなカウンセラーは入会してから、あれこれ指示を出してきてマウントとられる可能性もあるので、絶対やめておきましょう。

【判別方法④】無理な入会を進めてこないか?

最後の判別方法は「無理な入会を進めてこないか」です。というのも、無料相談の終わりには必ず「入会意思の確認」をされるのですが、ここでちょっと強引に当日入会を勧めてくるカウンセラーは絶対やめておきましょう。とりあえず入会させておいて、入ってからのサポートは適当な可能性がめちゃ高いです。

無料相談では、基本的にはその場での入会はしないで話を持ち帰ること。その際にカウンセラーがどんな反応を見せて、どう対応をするのか、ここもわかりやすい判別ポイント。無理な入会を勧めず、ちゃんと話を持ち帰らせてくれるカウンセラーは信用できると考えてもいいと思いますよ。

 

結婚相談所 / カウンセラーのQ&A

結婚相談所の婚活カウンセラーについてよくある質問をまとめました。具体的な質問内容こちら☟

ちょっと聞きづらいけどみんなが気になる質問を全部まとめたので、ぜひカウンセラー理解の参考にしてくださいね。それでは順番にご紹介していきましょう。

【質問①】どこでも担当はつく?

どこの結婚相談所であっても担当カウンセラーはつくと考えてOKです。「入会担当」と「サポート担当」が分かれる大手結婚相談所の場合は、担当が2人ということもありえます。また、オンライン結婚相談所の場合は担当はつかないので注意してくださいね。

【質問②】無料相談と担当は同じ?

無料相談で対応してくれたカウンセラーと、入会後にサポートしてくれる担当が別の結婚相談所もあります。そこが分かれているからといってサービスの質に影響はないと思いますが、どうしても同じカウンセラーがいいという場合は、無料相談時に確認するようにしてくださいね。

【質問③】カウンセラーのノルマは?

結婚相談所のカウンセラーは「入会数」や「入会率」がノルマ(営業目標)になっていることがほとんど。ノルマがボーナスに繋がってることが多いので、基本的には営業強めです。無料相談で無理な入会を進めてこられたら、絶対その場で入会せずに一度話を持ち帰るようにしてくださいね。

【質問④】カウンセラーは女性?男性?

どこの結婚相談所でもカウンセラーは圧倒的に女性のほうが多いですが、一部の結婚相談所では男性カウンセラーもいます。無料相談で「女性のカウンセラーだと思ってたら男性が出てきてビックリ」みたいなこともたまにはあります。もしこだわりがあるなら、無料相談に予約する段階で担当の性別を確認しておくようにしましょう。

【質問➄】合わないときは交代できる?

いまの担当カウンセラーと合わないときは交代してもらうことも可能です。とはいえ、担当本人に直接伝えるのは気まずいので、結婚相談所の運営に電話かメールでその旨を伝えるほうがいいですね。いずれにせよ本人には伝わるので、それがどうしても嫌なら他の結婚相談所に乗り換えを検討するのもありだと思います。

【質問⑥】プロフィール作ってくれる?

結婚相談所のカウンセラーはプロフィール作成のサポートをしてくれます。写真については提携してるスタジオを紹介するくらいですが、推薦文については、あなたの仕事や休日の過ごし方などを500文字くらいにまとめてくれるので助かりますね。あなたの魅力が最大限伝わる推薦文をつくってもらいましょう。

【質問⑦】お見合い写真を撮ってくれる?

結婚相談所のカウンセラーにお見合い写真は撮れません。基本的にはその相談所が提携しているスタジオを紹介されるでしょう。とはいえ、どうしてもあなたがプロフィール写真にお金をかけたくなくて、スマホでいいから撮ってほしいと頼めば、面談ブースでパッと撮ってはくれると思いますよ。

【質問⑧】魅力的な紹介文を書いてくれる?

結婚相談所のカウンセラーに小説の一説のような魅力的な紹介文は書けません。ただし、挨拶からはじまり、仕事の内容や休日の過ごし方など、基本的な自己紹介文をつくるサポートはできます。カウンセラーはたくさん紹介文を見てきているので、もし自分でつくった紹介文に自信がないのなら、遠慮なく相談してみてくださいね。

【質問⑨】話した内容が相手に共有される?

担当カウンセラーに話した内容が仮交際中や真剣交際中のお相手に共有されることはありません。なぜならお相手にはお相手の担当が別にいますし、その担当は別の結婚相談所のカウンセラーである可能性が高いから。とはいえ、お相手になにか聞いてほしいことがある場合は、相手の担当を通して聞くことも可能です。

【質問⑩】言いたくないことも話さないとだめ?

結婚相談所のカウンセラーに、言いたくないことまで最初からすべて話さなくても大丈夫です。例えば、持病を持ってることだとか、宗教のことだとか。もちろんウソはダメですが、誰しもひとつやふたつは人に言いたくないことがあるもの。言いたくない内容のものがあれば、信頼関係ができてからタイミングを見て話せばいいと思いますよ。

まとめ

今回は結婚相談所の婚活カウンセラーについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?結婚相談所のカウンセラーは資格を持ってるプロではありません。でもたくさんの婚活を見てきている頼もしい存在でもあります。そのことを理解して、ぜひ自分に合うカウンセラーと出会ってくださいね。

目次に
戻る